広島県産材をつかった活動
たむろ木材カンパニーは、広島県産材を使って木製品を作る活動をしています。
ここではいくつかの事例を紹介します。
事例① ANAForestのアベマキを使ったベンチ
ANAファシリティーズ株式会社が所有地を活用した森づくり活動「ANAファシリティーズの森づくり(ANAForest)」の一環で、アベマキを使ったベンチを作りました。
このアベマキは、東広島市 福富町の森から切り出されたものです。
アベマキは、山里で見られる代表的な樹種です。
ANAファシリティーズの掲げる「里山の保全・管理ならびに生物多様性の保全、森林資源の利活用」の象徴となるベンチで、現在ANAファシリティーズ社のエントランスに展示されています。
この活動は、賀茂地方森林組合との「地域の木を生かした、ものづくり・森の活動」の一環として行われました。
製作は
一次製材の工程では、大林製材株式会社
二次製材の工程では、丸二木材工業株式会社
最終加工の工程では、株式会社 seek freeplanning
と取り組みました。
アベマキは、重く硬く加工が難しい木でしたが、”チーム広島”の確かな連携により 質の高い”ものづくり”を実現しました。
事例② 広島修道大学のモミジバフウを使ったコースター
広島修道大学から、「創始300周年記念事業の新体育館建設に伴って、伐採される街路樹のモミジバフウを使って記念品の製作ができないか?」と、ご相談を受けたことが始まりでした。
相談の中、記念品ということで、多くの方の手元に置いていただけるように、コースターを製作することを提案しました。
さらに「修道大学 300周年記念」のレーザー加工が施すことで、思い出の街路樹と共に修道大学のことを思い出してもらえるようなデザインにしました。
モミジバフウは街路樹として一般的な樹種ですが、木材として利用された例はほとんどなく、歩留まりや反り、割れなどのリスクが高い樹種でした。
製作は
一次製材の工程では、大林製材株式会社
二次製材の工程では、丸二木材工業株式会社
カットの工程が、合資会社アンチェイン
レーザー加工工程、木住販売株式会社
その他、面取り・ウレタン塗装・ラッピングなどは、たむろ木材カンパニーが行いました。
上記のように、材料としてのリスクはありましたが、”チーム広島”の長年にわたる木の扱いの経験と感覚によって、無事全てのコースターを作りきり、多くの人の元に届けることができました。






















